9月24日。
この日は、三ヶ日町内のジュニア大会初戦。
三ヶ日フレンズは三ヶ日ジャガーズを下し、決勝戦進出。
決勝の相手は、三ヶ日ジュニアファイターズ。
優勝目指して頑張って欲しい。
ただ、この試合の最中に気になることがあった。
6年生だ!
この日、6年生は3チーム(三ヶ日フレンズ、三ヶ日ジャガーズ、三ヶ日スターズ※スターズは来年からフレンズに吸収)で合同練習をしたのだが、それは見るも無残な“ダラダラ”…。
もはや目標を失っているために、“遊び同然”で練習を行っていた。
あまりにもひどいので6年生に“説教”をしようと、彼らの元へ向かうと、すでに父母の会の会長さんが説教をしていた。
その後は“ピリ”っとしたが、目標設定は大事。
そこで、6年生ひとりづつ、グランドの端から今後の目標を“大声”で言わせた。
贅沢かもしれないが、彼らが“もう一花”咲かせる所を見てみたいのだ。
そのためには、無駄な時間などないはず。
みんな、最後まで頑張って!
午後からは3チーム合同チームによる、6年生対5年生の紅白戦が行われた。
6年生チームのキャプテンはコウタ。

先発はもちろんサトシ!
5年生チームのピッチャーは三ヶ日スターズの5年生エース。
5年生とはいえ、すでに支部屈指のサウスポー。
簡単に打てるピッチャーではない。
そもそも能力は5年生が上。
苦戦が予想された。

コウタはもちろんだが、スターズのキャプテンも良く声がでる。彼もまたいいキャプテン。
一方で5年生はほとんど声がない…。能力が高い子が多いだけに実にもったいない…。
結果は毎回得点、全員安打(たぶん)で6年生が圧勝!

“なぜか”コウタも登板…。
最後はジャガーズのエースが締めゲームセット。
6年生勝利という結果に“ほっ”とするとともに、彼らが頼もしくも見えた。

みんな仲良くなったようで何より。
「目標は“秋季大会”優勝です!!」
グランド中に響き渡るほどの大きな声でコウタは言った。
秋季大会は最後の支部王者を決める大会。
新たな目標設定としては申し分ない。