2月8日。
この日は夜間練習が行われた。
来週も夜間練習はあるのだが、新チームとしての練習になるため、この日の練習が6年生にとって“最後”の夜間練習となる。
夜間練習は主にバッティングを中心に練習する。

バッティング練習といってもティーバッティング。それでも懸命にボールを叩いていた。

打球の威力が全く違うサトシ。ひとりだけ中学生が混ざっているようだった。

エイスケは以前の“キレ”を取り戻そうと必死に振り込む。
みんな以前よりも“間違いなく”スイングが鋭くなっている。
素振りなどの努力は継続していたのか、それとも単純に力が付いただけなのかわからないが、いい振りをしていた。
いまだ“成長”していた。
5年生も“みんな”、スイングが鋭くなっていた。
少しずつ自覚が芽生えてきたのかもしれない。
今週末の町内大会を最後に6年生は卒団となる。
帰宅後、コウタに質問をしてみた。
「どう?優勝できそう?」
「優勝するよ!もし負けてても最終回に逆転するし!」
今までの経験がそう言わせるのか、はたまた性格なのかはわからないが、最後まで諦めるつもりは毛頭ないらしい。
しかしながら、コレこそが今年のチームカラー。
不撓不屈。
ありきたりの、誰しもが簡単に使う言葉ではあるが、この言葉が今年の6年生には似合うと思う。
卒団式にはこの言葉を贈りたい。
コウタの少年野球は間もなく終わる。