期待していた学童大会は残念ながら2回戦敗退…
ツーアウトランナーなしから大量得点を奪われたのが最後まで響いた…
ツーアウトでも足を使われるとどうしてもバタバタし、イージーミスが続出する。
とにかく痛いのがレギュラーキャッチャーであるキョウスケのリタイア。
肘痛でボールが投げられない。
キョウスケは新5年生。
体ができていないのにピッチャーと同じだけボールを投げる、負担のかかるポジション。
最上級生にキャッチャーがいないため、要となるポジションを下級生のキョウスケにやってもらい、故障させてしまった。実に申し訳ない。
ベストメンバーならそこそこなのだが、レギュラーが一人でも欠けるとチーム力が“ガクン”と落ちる。
いつも腐らずに投げてくれているサトシにも申し訳ない。もっとバックが強力ならもっと勝てるピッチャーなのにホント申し訳ない。
3月20日。
この日は練習試合。
現在、小学校でインフルエンザ(B型)が流行しているらしく、3、4人がお休み。
チーム力はさらに低下。
1試合目は“エース”のサトシが先発。
キャッチャーは肘痛のキョウスケに変わって、副キャプテンのユウが入った。
ユウはキャッチングも上手く、ボールを後逸することもほとんどない。野球も詳しいし、声も出る。しかしひとつだけ欠点がある。肩だ。肩が強ければホントにいいキャッチャーになると思うのだが、それは体がもっと大きくなってから。楽しみはもう少し先に取っておこう。
そんなユウにアクシデントが!
インターフェアで、相手のスイングが手首に当たった。
グローブなら良かったのだが、当たったのは左手首。
当日の感じでは折れてはいないようだが実に心配。
後日の病院での検査待ちとなる。
それでもユウはプレーを続行。
センターに移動し、その後の試合もプレーを続けた。
キャッチャーには“生まれてはじめて”マスクをかぶるエイスケが入った。
まさに満身創痍とはこのこと。
試合内容よりも選手層の薄さを実感した。
そんな中での2試合目。
なんとマウンドにはコウタの姿が!
8月の怪我から7ヶ月。やっとマウンドに立つことができた!
病み明けのため、2イニングのみの登板。
練習試合だが、マウンドに立つことができた!
初戦の大勝のせいか、チーム全体に集中力が“全く”足りない。
エラーを繰り返しあっという間の4失点。
学童大会の反省が全くできていない。
しかしながらこのイニングのコウタは、懸念されたフォアボールがなく、奪った三振の数は4つ(全て振り逃げで出塁…)。
打たれたヒットは1本。
まずまず。
なによりも良かったのは腐らずに投げられたこと。
以前は紅白戦で打たれただけでマウンド上で明らかにイライラし、腐っているのが見て取れた。この日のマウンドは収穫。しかし結果は2イニングを投げて4失点。果たして再びチャンスは訪れるのか…

いいボールもあったが、走りこみ不足の影響か、下半身に安定感がないため、バランスが崩れることがしばしば…
肘が下がった時にはコントロールが定まらない…
高くなっているマウンド上で“空を飛んでいる”かのように、躍動感溢れるピッチングをするまでにはまだ時間が掛かりそうだ…
コウタのレベルアップがチーム力アップにダイレクトに繋がるはず。がんばれコウタ!そして高く飛べ!!