シード権獲得に向けて!

ワカさん

2014年04月25日 20:11

中学生というのは難しい。

いや、中学生だけではない。
「モチベーションを保ち続ける」ということは、高校生だろうが、大人だろうが実に難しい。


新チームになり、長い間低迷を続けた三ヶ日中。
当初は、公式戦だけでなく、練習試合でも負けに負けた。
それが、夏の厳しい練習を乗り越えるとチーム力は一気に上昇。
練習試合では勝ちを重ねた。

その後SBS杯・全軟と、ともに特別ルールで積志中学に敗れ、あと一歩のところで県大会出場を逃した。

県大会という目標が中体連を残すのみとなった今、どうしてもモチベーションを保つのが難しい。

最近の練習試合では接戦での敗北が目立つ。
それなりに試合の体裁はつくるのだが、勝てなくなったきた。
特に打線の不振は深刻で、完封負けが目立つ。

中体連で上位進出を狙うためには、シード権の確保は必須。
そのシード権争いで重要な大会となるのが「レワード杯」。
現時点でノーシードの三ヶ日中は、“第一シード”の天竜中がいるブロックに入ってしまった。

チーム状態は最悪。
とにかくモチベーションが低いのだ。

現在バイエルンミュンヘンの監督のグアルディオラは、FCバルセロナ時代、選手のモチベーションを高めるために、試合前に必ず映画「グラディエーター」のダイジェスト版を見せたという。
大人の、それも超一流選手でさえ、モチベーションを高める、戦う気持ちをつくるためには、“作業”が必要になるようだ。

だとすれば、彼らにも何らかの“作業”が必要のように思う。
学校という制約のある中で何ができるのかはわからない。
ただ、戦う気持ちをつくる“作業”が必要であるような気がする。
各チームに大きな差がない今、ディテールにこだわるかどうかが勝敗をわけるような気がする。

だが、当然のことながら、時は待ってくれない。

明日から、中体連でのシード権を懸けた最後の戦いとなる「レワード杯」が始まる、というか、始まってしまう…。




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